「めんどくさい」がなくなる

「めんどくさい」がなくなる本

(鶴田豊和 / 著)

 

 

それでは「めんどくさい」がなくなる本

鶴田さんの本について解説したいと思います。

  1. 「行動するのが面倒くさい」をなくす4つの原則
  2. 考えすぎる人ほど面倒くさくなる
  3. 考えない力の鍛え方
  4. 効率性より継続性が大事
  5. 面倒くさいをなくす2つの工夫

それぞれ解説していきたいと思います。

 

誰もが面倒くさいと感じることって多いです。皆さんもあると思います。

 

朝起きたら、「もう朝か」と起きるのが面倒くさいとか、

会社員だったら、会社に行くのが面倒くさいとか、

主婦だったら、掃除するのが面倒くさいとか、

経営者だったら、「事業計画書を作る」「社員の教育」が面倒くさいとか、

学生だったら、あの授業を受けるのが面倒くさいとか。

 

僕たちは、行動する時に面倒くさいと感じることがめちゃめちゃ多いと思います。

 

独立したいと思ってても、勉強するのが面倒くさいとか、副業するのが面倒くさいとか。

 

この面倒くさいという感情は、「喜怒哀楽妬み」に続く、人間誰もが持ち合わせている第6の感情だと言われています。

 

でも、もし「面倒くさい」という感情がなくなれば、皆さんの悩みは大半が解決すると思います。

 

ストレスなく、とても楽しい人生を過ごせるようになると思います。

 

【1】「行動するのが面倒くさい」がなくなる4つの原則

1.やらなきゃいけないことを減らす

面倒くさいと感じるのは、「やらなきゃ」と思うからです。

でも、多くの人は自分が本来やる必要のないことを、「やらなきゃいけない」と思い込んでいます。

 

例えば、「皿洗いをやらなきゃいけない」と思うのであれば、洗浄機を買うことによって皿洗いが面倒くさくなくなると思います。

 

「掃除をしなきゃいけない」という人は、ルンバを買うとか。やらなきゃと思うことを減らすことをおすすめします。

2.やらなきゃと思わないようにする

例えば、文章を書く仕事で「書かなきゃ」と思っている人もいれば、「書きたい」とか「書いてもいい」と思う人もいると思います。

 

このように、「やらなきゃ」というMust思考ではなくて、「やりたい」というWant思考で書くとか、このように考え方を変えることができれば、面倒くさいという気持ちはなくなります。

3.やらなきゃと思ってもいろいろと考えない

例えば、朝会社に行かなきゃと思った時に、

「今日も会社であの上司に嫌みを言われるのか」

「今月のノルマはきつい」

などを考えると、面倒くさい気持ちが強くなるじゃないですか。

 

ここで、朝会社に行かなきゃと思った時に、いろいろな考えが浮かんで来なければ面倒くさくなくなると思います。

4.工夫してとにかく行動する

行動し始めれば、面倒くさいという感情は薄れます。

 

例えば、ジョギングを始める前にすごく面倒くさく感じて、ずっと先延ばしにしてきたけど、いざ始めてみると面倒くさい感情が薄まって、楽しくてつい1時間以上走ってしまった、という経験はあると思います。やってみると楽しいということです。

 

前に進むこともあるってことを覚えておいてください。

【2】考えすぎる人ほど面倒くさいが湧き出る

人間の思考には2つあります。

なんとなくの無意識的な思考、そして意識的な思考です。

 

この2つをしっかりと区別する必要があります。

人間の行動というのは、無意識が95%、意識が5%と言われています。

 

僕たちの生活の大部分で経験するのは、なんとなくの思考、無意識で行動しています。

 

面倒くさいなぁと思って行動できない、行動力の低い人は、ほとんどの場合が事前に考えすぎる傾向があります。

 

一方で、行動力のある人、すぐ行動できる人は、あまり考えずにとりあえず動きながら体で覚えていきます。

 

もし行動力を上げたいのであれば、考えない力を身につける必要があるということです。

 

今は情報過多の時代なので、考えすぎるタイプの人が多くなってきています。

いろんな情報を知ることによって、「こうした方がいいかな」と、準備や計画に時間を使う人です。

 

準備や計画に時間を使うよりも、とりあえず行動してみると、考えて分かることよりも、やってみて分かることの方が多いということを覚えておいてほしいと思います。

【3】考えない力の鍛え方

先ほど言いましたが、考えないことが大事です。

考えるよりも行動することが大事です。

 

じゃあ考えない力を鍛えるにはどうしたらいいのか。

この本にはワークが書かれていました。

 

まず、皆さんに試しにやっていただきたいのが、10分間何も考えないようにしてみてください。

 

恐らく1分もたたずに何かしら考えが浮かんできます。

 

それだけ僕たちは、普段から「考えること」に慣れていて、考えないようにすることが難しいということです。ついつい考えちゃうのが僕たちってことです。

 

頭を空っぽにするために、一般的な方法で瞑想があります。この本では、手軽に瞑想と同じような効果が得られる「ネーミングウォーク」というものが紹介されていました。

 

ネーミングは「名前をつける」、ウォークは「歩く」という意味です。

 

要は、一人で歩いている時、ふと目にしたものに1つの単語で名前をつけましょうというのがネーミングウォークです。どんな名前でも自由です。

 

例えば、電柱を見つけたらそのまま「電柱」と名づけてもいいし、「タワー」と名づけてもいいです。

さらに歩いていて電柱が目に入ったら、同じ名前をつけても違う名前をつけてもいいです。

 

ただし、2つ以上の単語を使ってはダメです。

例えば、「キレイな電柱」だと2語になるので、こうした名前をつけないでください。

 

そして、目にしたものすべてに名前をつけようとせずに、何となく視界に入ったものに適度に名前をつけることです。

これがネーミングウォークです。ぜひやってみてください。

 

やってみると分かるんですけど、一つの単語で名前をつけることをやっていると、考えが浮かんでこなくなります。そうすると頭が空っぽになって、深いリラックス効果を得られます。

【4】効率性より継続性を重視する

人はなるべく楽して物事を身につけたいと思う生き物です。

 

この本の著者の鶴田さんは、英語が大嫌いで苦手でした。

でも、「英語ができたらかっこいいのになぁ」という気持ちを持っていました。

 

そんな時、英語トレーニングのエキスパートである千田潤一先生というメンターに出会いました。

英語が大嫌いで苦手な僕でも、英語ができるようになるかもしれないと、そう思って英語の勉強を始めました。

 

そのメンターの教え通り、自分の英語学習時間を記録しました。

 

この図を見ていただければわかりますけど、横軸が学習時間、縦軸がTOEICの点数です。

最初380点で200~300時間かけると80点上がりました。メンターが教えてくれた、「これだけ時間をかけたら、これだけ上がりますよ」というデータを元に実践しただけです。

 

でも、世の中多くの人は、学習しても英語力の伸びが全く感じられない期間が耐えられず、教材を変えたり英会話スクールに通ったりします。

 

英語に限らずスキル系のものは、ほとんどこの図のように階段式に成長していきます。

時間をかけていると、しばらく成長を感じられない期間が続いて、ある日グッと伸びます。

 

その時は、「あれ、前より英語が聞き取れるようになった」とか、「あれ、いつの間にか英語が口から出ている」という明らかな変化を体験します。

 

ここで大事なのは、効率性よりも継続性が大事ということです。続けることが何よりも大事です。

 

普段は無駄にしている空き時間や隙間時間を利用して、しっかりと勉強の習慣化を図ることです。

読書も同じだと思います。

【5】面倒くさいをなくす2つの工夫

1.初期状態維持の法則

皆さんは、携帯電話やスマホを新しくする際の契約で、数百円の微小プランの加入を勧められた経験があると思います。

 

多くの人にとって必要がなく、「後日いつでも解約できますから」と店員さんに言われて契約をしても、実は契約した人のほとんどが解約をしないようです。

 

人というのは初期状態を維持したがります。

初期状態を変えるのには物凄く心理的な抵抗があるからです。

 

この法則を使えば、朝早起きしてランニングすることを習慣化したい時に活用することができます。

 

まず、前日にランニングウェアを着ます。靴下も履いておきます。

 

新品の靴は前日のうちに履いておくか、それだとどうしても寝られないという人は枕の横に置いておくことです。

 

朝起きたら、「あとは玄関行くだけ」という状態にしておくのがポイントです。つまり、ランニングのための初期状態を、前日にセットしておくということです。

2.小さく始める

目標も小さくします。

最終的な目標が「マラソンで優勝すること」「健康な体を手に入れること」でも、最初のステップは「起きたら何も考えずに玄関に行く」と決めることです。

 

人は考えれば考えるほど面倒くさいと感じます。考えない力が大切です。

最初に決めておけば、考えなくて済むということです。起きたら何をやるかをあらかじめ決めておくことです。

 

僕の場合は、カフェに入ったら本を開くとか、朝起きたら机に向かって本を読むとか、「何々したら何々する」というのを事前に決めています。

 

初期状態維持の法則とセットで使うと、ほとんどの行動ができます。そして、それを続ければ習慣化することもできるので、この2つのテクニックをぜひやってほしいと思います。

 

それではまとめに行きたいと思います。

 

行動するのが面倒くさいがなくなる4つの原則

  • やらなきゃいけないことを減らす
  • やらなきゃと思わないようにする
  • やらなきゃと思ってもいろいろと考えない
  • 工夫してとにかく行動する

 

考えすぎる人ほど面倒くさいが湧き出る

95%の無意識と5%の意識的な思考、2つあります。区別して考えることが大事です。行動力の低い人は事前に考えすぎる傾向があり、行動力のある人は動きながら体で覚えていきます。準備や計画を立てるよりも、とりあえずやってみることです。考えて分かることよりも、やってみて分かることのが多いので、ぜひ行動してほしいと思います。

 

考えない力の鍛え方

考えるから面倒くさくなって、行動しないわけです。目にしたものに1つの単語で名前をつけるネーミングウォークを紹介しました。頭が空っぽになって、深いリラックス効果を得られます。

 

効率性より継続性を重視すること

英語などのスキル系のものは、ほとんど階段式に成長していきます。効率を重視するよりも継続は力なりと、ずっと続けることを意識してほしいと思います。

 

面倒くさいをなくす2つの工夫

1.初期状態維持の法則

人は初期状態を維持したがります。もしランニングをしたい方は、ランニングするための初期状態を前日にセットしておくことをおすすめします。

2.小さく始める

朝起きたら本を読む、カフェに入ったら本を開く。このように決めておくことでほとんどの行動ができますし、それを続ければ習慣化することができるので、ぜひやってほしいと思います。

 

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