ずるい勉強法
ずるい勉強法―――エリートを出し抜くたった1つの方法
(佐藤大和 / 著)
それでは今回は「ずるい勉強法」、佐藤さんの本について解説します。
- ずるい勉強法とは暗記である
- 読書の仕方
- 人から学ぶ方法
- 勉強のやる気を上げる
4つの秘訣について解説したいと思います。
ずるい勉強法とは暗記が一番の近道である
佐藤さんは、高校の偏差値が30から司法試験に一発で合格しています。
その理由が、今までの勉強法を変えたからでした。
大多数の人は教科書を読んで、問題集を解いて、そして答えを見るという順番でやります。
一方、成功する人の考え方は、答えを見て、問題を見て、最後に教科書を読むという真逆のやり方です。
逆転の発想、逆算勉強法をするということです。
僕が会計試験に合格した時も、このやり方でやりました。
上手くいく人は、何でも一般の人と違うやり方でやります。反対のやり方をすることです。
ソフトバンクの孫正義社長が、アメリカで既に成功したビジネスモデルを日本に持ち込む「タイムマシン経営」で成功したのは有名な話です。
すでに成功した事例を「真似る」ことは、もっとも楽で効率の良い方法です。
ずるい勉強法というのは暗記、答えから知って勉強するやり方です。
この動画を見ている方が受験生であれば、答えから見ることです。多くの試験問題は過去問の焼き直しです。
でも、ビジネスマンで仕事で結果を出したい方にとって、社会において試験の過去問に相当するのは、先人たちや成功者から得る様々な知識や経験です。
営業の成績をもっと上げたいのであれば、成績トップの人からやり方を聞いて同じようにやることです。
暗記式勉強法の3つのポイント
【1】理解しようとして覚えてはいけない
まず、めくることです。読むよりめくることが大事です。
1ページ1ワードくらいの気持ちで、本をめくるなどして学ぶことです。
ポイントは、最初から無理して理解しようとせず、答えから見て真似るうちに自然に理解できるようになることが大事です。
【2】アウトプットすること
読んだり見たりしてインプットしたら、必ず書くとか話すアウトプットをしてみてください。
ポイントは、短い言葉で要点や感じたこと、思ったことを、理解を深めるために書くことです。
自分もこの本を読んでから文章を書いて、その文書を見ながら話すようにしています。
また、書くだけではなくて、話すことも大事です。誰かに伝えることです。
何か答えをインプットしたら、人に教えることです。
自分も、読書というのは人に教えるために勉強してます。
例えば、アーティストが音楽を作る時も、歌詞を書いて、曲を作って人に伝えるじゃないですか。伝えて初めて届くので、話すことも是非やってみてください。
【3】時間を掛けずに短く繰り返すこと
エビングハウスの忘却曲線にあるように、人間というのは忘れる生き物です。
1日1時間勉強するよりも、15分を4回繰り返した方が効果が圧倒的です。
1冊の本を1時間で1回読むのではなく、1時間で4回読むことです。時間よりも回数を意識するようにしてください。
本から学ぶ方法
本を選ぶ時は、いま自分が何を知りたいのか、何が必要なのかを整理して本を選ぶようにしてください。
自分の目標設定です。
皆さんはどうなりたいか、これを明確にしておかないと本を読んでも効果が出ないです。
これは車と同じです。車であれば目的地を決めてから乗るじゃないですか。
本も同じです。
ウィンドウショッピングとか、ただのドライブではダメです。
目的地をしっかりと設定するようにしてください。
また、気をつけてほしいことは、読みたいから読むという「Want思考」で読むことです。
読まなきゃいけないという「Must思考」になると、義務になってしまい長く続かないです。
大人の勉強とは義務教育ではないです。
義務教育はもう終わっています。
僕たちは権利教育で勉強したいから勉強する。
このような気持ちでやることが大事です。
早く読んでも忘れない、記憶を脳に定着させる3つの方法
本を読んでも頭に入らない方、多いじゃないですか。
この3つを意識することで、しっかりと脳に知識を定着させることができます。
【1】読むのではなくて見ること
さっき伝えた内容です。最初からきちんと読むのではなく、目に入るワードだけ見ていくようにしましょう。
付箋を貼ったりドッグイアをつけたりを繰り返すことです。
自分も最初に本を読む時は、ひたすらめくるようにしています。読むのではなく、めくるのが1つ目のポイントです。
【2】繰り返すことで吸収力を高める
僕は一冊の本を3回読むようにしています。短い時間で繰り返す回数を増やしていくことです。
【3】視聴を活かして集中力を上げること
このYouTube図書館のように、見るとか聞くことです。
本は読むだけではなく、聞いたり見たりすることで知識を定着させることができるので、ぜひこのような動画をたくさん見ることをおすすめします。
本から得た知識を行動に変える4つのポイント
【1】目的意識をはっきりさせて、本から何を得たいのか明確にすること
起業のため、転職のため、営業成績を上げるためなど、目的意識を明確にしてください。
【2】とにかく真似ることから始めること
具体的にやることがわかったら、結果が出ている人のやり方を真似ることです。
【3】実践に移す前に有効なのは人と対話すること、人に教えること
自分も読んだ本は必ず人に話すようにしています。なので、人と会話する・人と話すことをやってみてください。
【4】結果を出すためには自分にない発想を取り入れること
あえて全く違う分野、同調できない視点で書かれた本を選ぶことがおすすめです。勉強とは、できないことをできるようになることです。なので、苦手分野の本を選んでみてください。
人から学ぶ方法
本は視覚から学びます。
YouTubeなどの動画は聴覚と視覚で学びます。
対面は五感で学べます。
なので、一番学べます。
しっかりと対面で学ぶ方法を理解してほしいと思います。
人から学ぶ時の一番の決め手は、事前の準備です。準備で結果は8割決まります。学びたい人に会う前に、このポイント3つだけ押さえておいてください。
【1】何を聞きたいのか、何を得たいのかをはっきりさせておくこと
意外と何も考えずに人に会う方が多いです。相手から得たい経験やノウハウを、自分の中で具体的にしておいてください。
【2】そこまでの道筋を考えること
どうしたらいい情報を引き出せるのか、重要なのは相手の思考になることです。自分本位の交渉は100%失敗します。自分が相手だったらどう考えるのか、何を言われたら喜ぶのか、この道筋を考えてみてください。
【3】情報を収集すること
相手の性格、趣味、好き嫌いなど、事前に相手の情報を調べてください。触れてほしくないことなど、マイナス情報も知っておけばリスクを減らすことができます。
相手から情報を聞き出す5つのポイント
【1】相手の思考になること
相手ベースでベクトルが自分だけにならないことです。相手の立場になって心を開いて、気持ちよく話をしてもらえるようにすることが大切です。
【2】感謝と関心を示すこと
お時間をいただきありがとうございますとか、感謝の気持ちがないとダメです。最初はまず「相手に興味がある」という態度を見せるようにしてください。
【3】共通点を作ること
雑談で趣味を話などして、打ち解けることです。
【4】苦労話を語ってもらうこと
これ、めちゃめちゃ使います。失敗談を話してもらうのです。
成功している人は、実は失敗談を話すのが好きです。たくさん挑戦して失敗した経験が必ずあるので、「何々さんでも失敗したことってあるんですか?」といったトークは、話を深掘りするのに有効です。
【5】失敗談を自分でも語ること
自己開示をしっかりとすることによって、相手も話してくれやすくなるので、自分の失敗談、プライベート話をさらけ出すようにしてください。
勉強のやる気を上げる4つのポイント
勉強が続けられない方は、こういうことをぜひやってみてほしいと思います。
【1】自分のためではなくて誰かのために動くこと
僕も、勉強とは自己成長と社会貢献、誰かのために学びたいというのがすごくあります。自分以外の誰かを守るために勉強してほしいと思います。
【2】ライバルを作ってモチベーションを上げること
僕は、メンターと同士・仲間というこの2つは非常に大事だと思っています。勉強においてライバルの存在は不可欠です。自分に足りないものや、必要な努力がわかり、やる気が出ます。
【3】お金、異性、名誉など自分の欲求に忠実になることで、やりたい事を明確にすること
例えば、タワーマンションに住みたいとか、フェラーリに乗りたい、モテたい、尊敬されたい。なんでもいいです。皆さんの欲求に忠実になることです。
【4】思いを常に言葉にして周囲に話すこと
自分への良いプレッシャーになります。TwitterでもYouTubeでも何でもいいです。リアルでもいいので、自分がやりたいこと、なぜ勉強しているのかを発信することです。
それではまとめいきたいと思います。
ずるい勉強法は暗記が一番の近道
多くの方は、教科書を読んでから問題集を解いて、そして答えを見るというやり方をします。成功する人、上手くいく人は何でも反対のやり方をします。答えを見て、問題を見て、テキストを見る。このやり方で勉強してください。
<暗記式勉強法のポイント>
- 理解しようとして覚えてはいけない。
- アウトプットをする。話す。
- 時間をかけずに短く繰り返す。(1時間に4回など回数を意識する)
読書の仕方のポイント2つ
- 今自分が何を知りたいのか、何が必要なのか明確にする
- 読みたいからやる、勉強したいからするというWant思考を大切にする
<記憶を脳に定着させる方法>
- 読むのではなく見る
- 繰り返すことで吸収力を高める
- YouTube動画などを見ることで視聴を生かして集中力を上げる
<本から得た知識を行動に変える4つのポイント>
- 自分が何をしたいのか目的意識をはっきりさせる
- 具体的にやることがわかったらとにかく真似る
- 実践に移す前に有効なのは人と対話する・人に教える
- 結果を出すためには自分にない発想を取り入れる、苦手な本にチャレンジする
人から学ぶ方法
<事前準備の3つのポイント>
- 何を聞きたいのか何を得たいのかはっきりさせる
- 道筋を考える、相手の思考になる
- 事前に情報を収集する
<相手から情報を聞き出す5つのポイント>
- 相手の思考になる
- 感謝と感心示す
- 共通点を作る
- 苦労話を語ってもらう
- 失敗談を語る
勉強のやる気を上げる4つの秘訣
- 自分のためではなく、誰かのために動くこと
- ライバルを作ってモチベーションを上げること
- お金、異性、名誉など、自分の欲求に忠実になること
- 思いを常に言葉にして周囲に話すこと
ぜひ勉強を好きになってほしいと思います。
学ぶというのは最高で、成長することができます。
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