一切なりゆき 樹木希林のことば

「一切なりゆき 樹木希林のことば」

について解説したいと思います。

 

言葉の中から9個厳選して解説します。


2019年、年間ベストセラー総合1位になって、150万部を突破した本です。

 

2018年の9月15日、女優の樹木希林さんが永眠されました。

 

勝新太郎さんからは、「みんなおまえの芝居を真似て出てきたが、おまえを超えているのは一人もいない」と言われ、北野武さんからは、「普通の役者と出ると差が付きすぎちゃう」とまで言われた名女優でした。

 

樹木希林さんは、数多くの言葉を残してくれました。

とても深くてポジティブな言葉、しっかりと紹介していきたいと思います。

人生なんて自分の思い描いた通りにならなくて当たり前

樹木希林さんは、人生を嘆いたり、幸せについて大げさに考えることはないようです。

いつも人生上出来だと思っていて、物事がうまくいかない時は「自分が未熟だった」でおしまいで、「こんなはずでは」と思わないようです。

 

目標が自分が本当に望んでいるものなのか、誰かの人生と比べてただ羨んでいるだけなのか、一度自分自身を見つめることが大事です。

お金や知恵がなくても、つまらない人生に見えたとしても、本人が本当に好きなことができていて「ああ幸せだな」と思っていれば、その人の人生はキラキラ輝いているのです。


皆さんは好きなことができてるかどうか、今一度自分自身を見つめ直してほしいと思います。

やりたいことは何なのか、人と比べていないか、自分を見つめることで素晴らしい人生を歩むことができると思います。

自分の変化を楽しんだ方が得ですよ

失敗することってたくさんあると思うんです。そして大事なのは、失敗した時にすぐに嫌なことを忘れることです。

 

「あの時こうしておけばよかった」と後悔することは絶対やめてほしいと思います。

後ろを振り返るよりも、前に向かって歩んだ方が絶対に良いです。

 

樹木希林さんはこう言ってます。

「老いてくると若い頃にできたことが少しずつできなくなってくる」と。

 

その時に「昔は良かった」と嘆くのではなく、「へえ、こんなこともできなくなるんだ」と自分の変化を楽しんだ方が得だと伝えています。

 

たとえば、口の周りに何か付いていても、全然気付かなくなっていたり、自分でもよく気が付かないもんだなと、面白いなと感心するようです。

なんでも変化について面白がって毎日を楽しく過ごしていたら、良い歳の取り方ができると。

 

変わることとか変化を楽しむことです。

1日1%成長する・変化することを大事にしてほしいと思います。

死を感じられる現実を生きられるというのはありがたいものですよね

がんになったことで、樹木希林さんは人生観が変わったようです。がんにならなかったら、人生観は変わらなかったと。

そこで分かったことは、人は必ず終わるという実感を、自分の中に持てたことが非常に大きかったと。

 

僕たちには絶対終わりがあるじゃないですか。

その終わりがあるのであれば、最後後悔しないように、やりたいことや、チャレンジしたいことは、できるだけ早め早めに行動することが大事だと思います。

 

「命の限りを実感できて良かったのは、心の整理とか後悔しない人生を歩もうと決めたこと」だと。

「死を感じられる現実を生きられるっていうのは、ありがたいものだ」ってことを語っています。

 

僕たちも、いつ死んでも悔いがないように生きようとして行動することが大事だと思います。

幸せというのは常にあるものではなくて、自分で見つけるもの

じゃあ、どうやったら他人の価値観に振り回されないのか。

 

皆さんは幸せに生きられていますか?

 

人の価値観に振り回されることってあると思うんです。

その答えは自立することだと。

 

自分はどうしたいのか、何をするべきなのか、どうなりたいのか、とにかく自分の頭で考えて自分で動くということです。

 

言われたことをやるのではなく、「自分はどうしたいか」です。そしてその状況を面白がれるようになるといいです。

 

幸せというのは常にあるものではなくて、自分で見つけるものです。

なんでもない日常や人生も、面白がってみるとそこに幸せが見つけられるようになります。

 

僕は、面白い本とつまらない本ってあるわけではないと思うんです。面白く読んでる人とつまらなく読んでる人がいます。

また、仕事も面白い仕事とつまらない仕事があるわけではなくて、面白く仕事している人とつまらなく仕事している人がいます。

 

幸せというのは常にあるものではなくて、自分で見つけるものです。

ゆとりはどういうところから出ているか

これ面白かったんですけど、樹木希林さんの芝居のゆとりはどういうところから出てくるか。いろんな人に聞かれるようです。

 

こう答えているようです。

「不動産を一つ持っているから」だと。

 

いつ仕事がダメになっても、家賃収入があるからいいや、と思ってやっていると。

意外な答えだったと思うんですけど、それぐらい何かの余裕を持つとか、安心材料を持つってことは、演技においても大事なんだなってことが分かりました。

 

いつか食いっぱぐれるかもしれないと思い、他に生活の基盤だけを確保することが大事です。

 

例えば、

副業して収入源を増やしていくとか、

投資の勉強をしてETFとかインデックスファンドをやっておくとか、

お金以外の安心材料を持っておくとか、

しっかりと自分の知恵に投資して自分の頭を鍛えておくとか、

読書をするとか、

YouTube図書館を見るとか。

 

できるだけ他の生活の基盤や安心材料を作ることをおすすめします。

俯瞰で見ることを覚え、どんな仕事でもこれが出来れば生き残れる

お仕事で関わっている人たちを、自分も含めて俯瞰で見るように意識していたようです。

それをすることによって、自分がその場でどんな芝居をするべきかが分かると。

 

樹木希林さんが芸能の世界に入った時に、まず最初に俯瞰で見ることを覚えて、どんな仕事でもこれが出来れば生き残れるってことを感じたようです。

 

僕は常にこの視点って大事にしてます。僕が簿記を勉強した時に、「俯瞰で見ろ」っていうことを言われました。

会計士の講座の中で、簿記の勉強の時にはマクロの視点とミクロの視点が大事だと。
財務諸表、貸借対照表損益計算書キャッシュフロー計算書、これらの全体がどうなってるか、まずはそこを見ろと。そこを見てからミクロの視点と。

 

自分だけ良ければいいと思うことがミクロの視点です。

全体を見ることが大事です。

今皆さんが仕事している中で、自分がもし上司だったら、役員だったら、社長だったら、どう考えるだろうか。親だったらどう考えるだろうか。

できるだけ当事者意識っていうのを広げてほしいと思います。

 

自分が読書をしている理由は、人のためです。誰かのため、世の中のために役に立ちたいと思って始めました。

多くの方が、自分のためだけに本を読んでいます。そうではなくて、できるだけ当事者意識を広げることです。

 

同僚のため、上司のため、部下のため、誰かのために、と入れることが、まずは俯瞰で見ることのファーストステップだと思います。

「何やってんの、あんた」ってズバッと言っちゃう

物事を俯瞰で見ていると、自分がどうするべきかが見えてくると同時に、他の役者さんがそのシーンでどう演じるべきかも見えてくると。

 

仕事においても同じだと思います。

俯瞰で見ていると、自分が何をすべきなのか、同僚は何をすべきか、上司は何をすべきか、部下は何をすべきか、どうやって日々を生きていくべきなのか、これだっていうのが見えてきます。

 

なので、ぜひ俯瞰で見れるようになったら、部下だったりとか同僚、いろんな人に指示したいことだったりとか教えたいことがあったら、どんどんズバッと言うことをおすすめします。

芝居の面白さって何かをやった時じゃなくて、それをやった時に反応する人の顔が面白い

例えば、本人は必死にカツラであることを隠しているけど、周りの人はみんなうすうす知ってる状況で、アクシデントに例えばカツラが落ちたとしましょう。

樹木希林さんが好きなのは、その後の数秒間のようです。

何も見なかったようにしれっとしてる人もいれば、どんな顔をしていいか分からずに困ってしまう人もいると。これが楽しいと。

 

実際これは仕事もそうだと思うんです。

やっている時よりも、やり終わった時に本当にやってよかったと思うことってたくさんあります。

 

例えば、この動画の撮影に関しても、撮る前はたくさん準備してるんで、しんどかったりもするんですけど、撮り終わった後に今日も良かったって思えます。

出版に関しても、6か月とか1年かけて一冊の本を作ります。今も4冊か5冊作ってるんですけど、本屋に並んだ時に嬉しくなります。

 

仕事の面白さは、何かをやってる時じゃなくて、それをやり切った後本当に良かったって思えるってことです。

役者は当たり前の生活をして、当たり前の人たちと付き合い、普通にいることが基本

樹木希林さんは、意外だと思うんですけど、普通に電車も乗るしSuicaも持っているようです。

樹木希林さんはいろんな方に、「電車に乗ってると目立ちませんか?」って言われると、「そんなことないよ」と。

なぜなら「人の中に入る時自分の姿を消すことができる」と。

名女優は、一般の中に溶け込むのがすごくうまいようです。

 

僕はこれを聞いて、樹木希林さんが電車に乗ってたらすぐ気付くと思ったんですけど、意外と芸能人で「電車に乗ってると気付かない」って言ってる人が確かにいるなってことは分かりました。

 

仕事においても、ビジネスマンも仕事人として当たり前の生活をして、当たり前の人たちと付き合って、普通にいることが非常に大事だと思います。

 

それではまとめ行きたいと思います。

 

人生なんて自分の思い描いた通りにならなくて当たり前

生きていると、うまくいくことやうまくいかないことは絶対にあります。
うまくいかなかったら僕は「自分のせい」だと考えて改善するようにしています。
うまくいったら「他人のおかげ」と周りの人にありがとうと思っています。
今一度、自分がどうなりたいのか、何をしたいのか、しっかりと自分自身を見つめ直してほしいと思います。

 

自分の変化を楽しんだ方が得ですよ

あの時こうしておけばよかった、と後悔することはやめてほしいと思います。
後ろを振り返るのではなくて、前に向かって歩んだ方がいいです。
できなかった事がもしあるなら、「こんなことできないんだ」と変化を楽しむように日々生きてほしいと思います。

 

死を感じられる現実を生きられるというのはありがたいものですよね

人間には必ず終わりがあります。最後後悔しないように、できるだけ早め早めに、やりたいことやチャレンジしたいことは行動してほしいと思います。

 

幸せというのは常にあるものではなく、自分で見つけるもの

面白い本とつまらない本があるのではないです。面白く読んでいる人とつまらなく読んでいる人がいます。
幸せというのは自分で見つけるもの。これをしっかりと覚えておいてください。

 

ゆとりはどういうところから出てくるか

樹木希林さんの場合は、ゆとりというのは不動産でした。
皆さんも副業をしたいとか、投資をしたいとか、自分の本業以外の安心材料をぜひ確保してほしいと思います。

 

俯瞰で見ることを覚え、どんな仕事でもこれが出来れば生き残れる

当事者意識を広げることです。自分だけ良ければいいと思うのではなくて、周りのために、誰かのためにっていうマクロの視点をぜひ持ってください。

 

「何やってんの、あんた」ってズバっと言っちゃう

物事を俯瞰で見ていると、自分がすべきこと、周りがすべきことが分かってきます。
周りがすべきことが間違っている場合は、何かズバッと言っちゃうことって大事だと思います。

 

芝居の面白さって何かをやった時じゃなく、それをやった時に反応する人の顔が面白い

仕事もそうだと思います。やってる時に楽しいよりも、やり終わった時に仕事の面白さとか楽しさが分かります。
本当にやってよかったと思うことっていうのは必ず来るので、日々の仕事に集中することが大事です。

 

役者は当たり前の生活をし、当たり前の人達と付き合い、普通にいることが基本

ビジネスマンにおいても、毎日勉強するとか、毎日の仕事に没頭するとか、当たり前のことを着実にこなすことが大事だと思います。

 

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