子どもの自己肯定感が高まる 天使の口ぐせ

「子どもの自己肯定感が高まる 天使の口ぐせ」

について解説していきます。

 

口ぐせには2つあります。

  • 悪影響がある悪魔の口ぐせ
  • 子どもに良い影響がある天使の口ぐせ

言葉の選び方を変えるだけで、子どもも大人も大きく変わっていきます。

 

子どもの自己肯定感上げる天使の口ぐせ、子どもの自己肯定感を下げる悪魔の口ぐせを16個解説していきます。

 

【1】買い物に行って、子どもが選んだ服が可愛くて褒めているのに、子どもが投げやりな態度の時
  • 悪魔の口ぐせ「かわいい。これにしよう」
  • 天使の口ぐせ「良いの選んだね」

かわいいとか素敵という言葉は、意外と子どもの心には響かないです。ありきたりな言葉だからです。

そうではなくて、子どもが選んだ時は「良いの選んだね」こう褒めてあげてください。

 

【2】子どもがテストやスポーツなどをできて当然と思い込んでしまった時
  • 悪魔の口ぐせ「あなたならできて当然」
  • 天使の口ぐせ「よく理解できているね」

できて当然という言葉は逆に言うと、できなかったら努力不足、そういった意味です。

 

できて当たり前、努力して当たり前、できないのは良くない、こういった言葉は子どもにとって悪いプレッシャーになります。

 

まずは「よく理解できているね」と、できている部分に目を向けることが大事です。

子どもも自分の出来ばえを実感できます。

それが自信にも繋がって、さらなる意欲になります。

 

【3】兄と比べながら褒めている時
  • 悪魔の口ぐせ「あなたには手がかからない」
  • 天使の口ぐせ「片付けが得意なんだね」

あなたには手がかからない、この言葉は子どもにとってプレッシャーを与えます。

兄のようにならないで、そう言っているようなものです。兄と比較して褒めるのはやめてください。

そうではなく、「片付けが得意なんだね」と、その子が持っている良い所をしっかりと伝えることです。

 

【4】マラソン大会の順位を褒めたのに元気をなくしてしまった時
  • 悪魔の口ぐせ「3位でもすごいじゃん」
  • 天使の口ぐせ「目標に向けて頑張ったんだね」

子どもを褒める時は、結果ではなくて努力したプロセス、これをしっかりと褒めるようにしてください。

 

「目標に向けて頑張った」と言ってあげてください。

目標までのプロセスを褒めるのがポイントになります。

 

【5】掃除をしてほしい時に「ちゃんとして」では伝わらない時
  • 悪魔の口ぐせ「ちゃんとして」
  • 天使の口ぐせ「ポイントはここ」

親の「ちゃんと」と子どもの「ちゃんと」は、絶対に一致しないです。そのため、親がちゃんとしてと言っても、子どもには分からないです。

 

ちなみに、「ちゃんとして」が口ぐせになっている方は、こだわりの多い方が多いです。

掃除機は毎日かけなければいけない、外に出るときはそれなりの服を着ないといけないなど、こだわりが多い方がこういった言葉を言いがちです。

 

あなたが何かを子どもに頼むときは、事前に「ポイントはここ」と言ってあげてください。そうすることで、すれ違いを避けることができます。

【6】子どもの集中力がないため怒りをぶつけたら、子どもが自信をなくした時
  • 悪魔の口ぐせ「なんでこんなこともできないの」
  • 天使の口ぐせ「今日はここを頑張っていたね」

親は、子どもができると思っていたのにできないと、ついきつい口調になってしまいがちです。「なんでこんなことできないの」と言ってしまいがちです。

 

そもそも、怒って無理にやらせても、子どもは何も身に付かないです。

「今日はそんな日」、こう考えることです。そこから何ができているのか探すことが大事です。

 

レッスンの後には「今日はここを頑張った」と、できたことに目を向けてあげてください。

【7】子どもが泣き止まずイライラがピークの時。
  • 悪魔の口ぐせ「お姉ちゃんでしょ」
  • 天使の口ぐせ「頑張ったあと何をしようか?」

「お姉ちゃんでしょ」「弟なんだから」「男の子のくせに」といった言葉は悪魔の口ぐせです。

こんな言葉は子どもには響かないです。

そうではなくて、「頑張ったあと何をしようか?」と聞いてください。

 

子どもの気持ちが落ち着くまで、一緒に待ってあげることが重要です。

【8】イヤイヤ期の子どもに手こずる時
  • 悪魔の口ぐせ「何がしたいの?」
  • 天使の口ぐせ「そっか、今は嫌なのね」

魔の2歳児は、どこかに連れて行こうとすると「嫌」、洋服を着せようとすると「嫌」、そう言います。

まずは、「今は嫌なのね」と肯定してあげることです。

 

ここでのポイントは、何事も子どもは親の何倍も時間がかかることを、しっかりと理解することです。

 

大人のようにすぐできるわけではないです。子どもは、できるようになるまでに時間がかかる、これをしっかりと理解することです。

嫌な気持ちを理解できるようになってください。

【9】スポーツ・勉強など、すべてにおいて頑張る姿が見たい時
  • 悪魔の口ぐせ「何でも一番になりなさい」
  • 天使の口ぐせ「あなたを見ているとママも元気が出る」

お母さんの大きな期待は、子どものプレッシャーになります。

 

目標の超え方は人それぞれ違います。子どもだけでなく、大人も違います。

大きな目標に向かって頑張れる子どももいれば、小さな目標を一つずつ着実にこなしたい、そういった子どももいます。

 

また、目標がない子どももいます。目標は高ければいいわけではないです。

「一番になりなさい」ではなく、「あなたを見ているとママも力が出る」と言ってあげてください。

 

子どもがストレスなく取り組むことが重要です。

【10】片付けると言って片付けないなど、口だけの返事で行動が伴わない時
  • 悪魔の口ぐせ「片付けなさい」
  • 天使の口ぐせ「一緒に片付けない?」

あなたが「片付けなさい」と言っても、子どもは何をどうしたらいいのか、具体的に分かっていないです。

そのため、「一緒に片付けよう」と言ってください。

片付け方も、「本はここにしまって」など、具体的なやり方を指示することが大事です。

【11】宿題などやるべきことを早くやってほしい時
  • 悪魔の口ぐせ「さっさとして」
  • 天使の口ぐせ「おかえり。疲れたでしょ?」

家での片付けや宿題を促したいなら、だらしなさを指摘するのはやめてください。

 

そうではなくて、まずは疲れたことをしっかりと受け止めてあげてください。

子どもが帰ってきたら、目を合わせながらこう声をかけてください。

「おかえり。疲れたでしょ?」

この一言で、子どもは頑張りを認めてもらえたと実感します。そして心が満たされます。

それで初めて宿題をしたり、掃除をしたり、自発的に行動することができます。

【12】保育園に行くように必死に促していたら脅す言葉になっていた時
  • 悪魔の口ぐせ「保育園に行かない子は悪い子」
  • 天使の口ぐせ「何か理由がある?」

保育園に行きたくない子どもは、非常に多いです。

そんな時はこう言ってください。「そっか、そう思うのね。それは何か理由があるの?」。

 

まずは、子どもの気持ちを受け止めることが重要です。もちろん、受け止めたからといって、すぐに保育園に行きたくなるわけではないです。

結局行かなくても大丈夫です。

子どもが「お母さんは僕の気持ちを分かってくれた」と思ってもらうことが大事です。

【13】帰りを促すために先に帰るふりをする時
  • 悪魔の口ぐせ「先に帰るからね」
  • 天使の口ぐせ「あと20秒遊べるよ」

先に帰ると言って勝手に進んで帰るのは、最悪な行動です。適切な対応ではないです。

そんな時はこう言ってください。

「10分だけ遊んで帰ろうね」

そう約束して残り時間を見ながら、「あと20秒遊べる」ということです。

 

残りの時間を、子どもが数えられる範囲で示してあげることです。タイムチャレンジのような雰囲気になって、うまくいくことが多いです。

【14】スマホが欲しいという子どもを、理由も言わないで突き放してしまう時
  • 悪魔の口ぐせは「うちは無理」
  • 天使の口ぐせは「そうだよね。欲しいよね」

あなたも子どもの頃、あの子が持ってるから欲しい、みんなが持ってるから欲しい、こう思ったこときっとあるはずです。

ここで親が無理を連発すると、子どもはどんどん意見を言えなくなってしまいます。

それを避けるためには、まずは「そうだよね。欲しいよね」と、素直に子どもの気持ちを理解してあげることです。

 

親がまだ早いと考えているなら、その後に理由をしっかりと説明してください。

そして、何歳になったら持ってもいいという親の考えを伝えて、先も見越しながら話し合えるのが理想的です。

【15】泣いている子どもに逆効果の言葉をかけてしまう時
  • 悪魔の口ぐせ「泣いてる子嫌いだよ」
  • 天使の口ぐせ「涙が止まったらぎゅーしようか」

子どもは、自分が何で泣いているのか分からないことも多いです。

そんな時は、「涙が止まったらぎゅーしよう」など、子どもにとって泣き止んだ後の良いことを想像できる言葉をかけてください。

【16】カッターなど危ない道具に勝手に手を出すなど、自分勝手な行動を止められない時
  • 悪魔の口ぐせ「ダメだよ」
  • 天使の口ぐせ「どうなると思う?」

一方的に道具を禁止にするのではなく、「もしもカッターが小さい子に当たったらどうなると思う?」と聞いてください。

子どもが今やっている行動について、しっかりと自覚を促すといいです。

 

その際は、合格ラインを低めに設定しておくといいです。合格ラインが高すぎると、「ここができていない」「もっとしっかりして」など、粗探しに走ってしまうからです。

 

それではまとめ行きます。

 

1.買い物に行って、子どもが選んだ服が可愛くて褒めているのに、子どもが投げやりな態度の時

  • 悪魔の口ぐせ「かわいい。これにしよう」
  • 天使の口ぐせ「良いの選んだね」

2.できて当然と思い込んでしまった時

  • 悪魔の口ぐせ「あなたならできて当然」
  • 天使の口ぐせ「よく理解できているね」

3.兄と比べながら褒めている時

  • 悪魔の口ぐせ「あなたには手がかからない」
  • 天使の口ぐせ「片付けが得意なんだね」

4.褒めたのに元気をなくしてしまった時

  • 悪魔の口ぐせ「3位でもすごいじゃん」
  • 天使の口ぐせ「目標に向けて頑張ったんだね」

5.「ちゃんとして」ではちゃんと伝わらない時

  • 悪魔の口ぐせ「ちゃんとして」
  • 天使の口ぐせ「ポイントはここ」

6.怒りをぶつけたら、子どもが自信をなくした時

  • 悪魔の口ぐせ「なんでこんなこともできないの」
  • 天使の口ぐせ「今日はここを頑張っていたね」

7.子どもが泣き止まずイライラがピークの時

  • 悪魔の口ぐせ「お姉ちゃんでしょ」
  • 天使の口ぐせ「頑張ったあと何をしようか?」

8.イヤイヤ期の子どもに手こずる時

  • 悪魔の口ぐせ「何がしたいの?」
  • 天使の口ぐせ「そっか今は嫌なのね」

9.全てにおいて頑張る姿が見たい時

  • 悪魔の口ぐせ「何でも一番になりなさい」
  • 天使の口ぐせ「あなたを見ているとママも元気が出る」

10.口だけの返事で行動が伴わない時

  • 悪魔の口ぐせ「片付けなさい」
  • 天使の口ぐせ「一緒に片付けない?」

11.やるべきことを早くやってほしい時

  • 悪魔の口ぐせ「さっさとして」
  • 天使の口ぐせ「おかえり。疲れたでしょ?」

12.必死に促していたら、脅す言葉になっていた時

  • 悪魔の口ぐせ「保育園に行かない子は悪い子」
  • 天使の口ぐせ「何か理由がある?」

13.帰りを促すために先に帰るふりをする時

  • 悪魔の口ぐせ「先に帰るからね」
  • 天使の口ぐせ「あと20秒遊べるよ」

14.理由も言わないで突き放してしまう時

  • 悪魔の口ぐせ「うちは無理」
  • 天使の口ぐせ「そうだよね。欲しいよね」

15.逆効果の言葉をかけてしまう時

  • 悪魔の口ぐせ「泣いてる子嫌いだよ」
  • 天使の口ぐせ「涙が止まったらぎゅーしようか」

16.自分勝手な行動を止められない時

  • 悪魔の口ぐせ「ダメだよ」
  • 天使の口ぐせ「どうなると思う?」

 

言葉の選び方を、悪魔の口ぐせから天使の口ぐせに変えるだけで、子どもに良い影響を与え、子どもの自己肯定感を高めることができます。

ぜひ天使の口ぐせを覚えて、実際に使ってみてください。 

 

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