「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める

「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!

苫米地英人 / 著)

 

それでは今回は

「頭のゴミを捨てれば、脳は一瞬で目覚める」

苫米地さんの本について解説したいと思います。

 

伝えたいことが5つです。

  1. 部屋を見れば頭の中が分かる
  2. 変わりたいならこれまでの自分を捨てる
  3. 失敗体験は二度と思い出すな
  4. ポジティブな自己対話が大事
  5. 自分中心を捨てよう

 

それぞれ解説していきたいと思います。

 

頭の中がごちゃごちゃしていて晴れた気分にならない。

仕事や勉強で集中しなきゃいけない時に、すぐに他のことを考えたり集中できない。

ものすごく嫌いな人がいると、怒りが頭の中から消えない。

 

このような人って多いと思います。

これを頭のゴミと言います。

 

この頭のゴミを根本から掃除して、クリアな頭で生きていくための方法が書かれている本です。

 

具体的に解説していきたいと思います。

 

脳には、情報の中から自分にとって重要な情報だけを認識する、スクリーニングシステムが備わっています。

 

例えば、取引先の新しい担当者の趣味がスキューバダイビングと聞いた途端に、スキューバ専門店やテレビ番組が目に付くようになります。

あなたもそんな経験があると思います。

 

そろそろ新しい腕時計を買おうかなと思い始めると、他人の腕時計が気になったりとか、雑誌の腕時計の広告がパッと目に入るようになったりします。

 

僕たちは、このように自分にとって重要なものだけ意識を向けて、自分にとって重要な情報だけを頭の中に取り込んでいるのです。

 

同じ景色を見ていても、他人と自分とでは別のものを見ているのです。

 

僕たちは、自分にとって重要なものだけを見ています。

そして、無意識のうちに優先順位をつけています。

 

あなたが見ている目の前の世界は、あなたの頭の中だということです。

 

このように考えると、あなたの部屋はあなたの頭の中そのものなのです。

 

僕たちの部屋は、思い出の写真や本、CDなど、自分が大事だと思うもので埋め尽くされているからです。

あなたも自分の部屋を想像してみてください。

 

僕の部屋は、本がたくさんあります。

それが僕の頭の中だということです。

 

自分の部屋を見れば、自分がどうなりたいのか、自分の目標が分かります。

 

昔読んだ本でこんなことが書いてありました。

自分の本棚を見れば、その人がどうなりたいかが分かると。

 

一度本棚を覗いてみてください。

あなたがやりたいことは、本棚の中にあると思います。

 

2つ目がこれまでの自分を丸ごと捨てるです。

 

自分を変えたい方って多いじゃないですか。

変わりたいけど変われないのが人間だと思います。

 

苫米地さんにとって「変わる」というのは、まったく生まれ変わる・人生が大逆転することを「変わる」というようです。

 

人付き合いが苦手だったけど、ちょっと人付き合いが得意になったとか、このような「変わる」は全く変わるにならないと。

 

自分を変えたい方は、大きく変えることが大事です。

 

これまでの自分を丸ごと捨てる覚悟がないなら、人間は変わることができない、このように本では書かれていました。

 

ゴミでいっぱいのこれまでの自分を、一度ゼロにすることです。

そして本当に望むものを自分のものさしで選び直すことです。

それが自分を変えるということです。

 

多くの人が自分を変えたい、人生変えたいと言って変われないのは、変わりたいと言いながらもこれまでの自分を手放そうとしないからです。

 

なぜ手放さないかというと、今までのやり方で生きた方が楽だからです。

これまでのものさしを捨てるのは、精神的につらかったり、面倒くさいからです。

 

もし、あなたが変わりたいのなら、大きく自分を変えることです。そして、今までの自分を全部捨てるぐらいの覚悟が必要だと思います。

 

僕は人生を変えたいと思った時に、「大学受験」と「会計試験」と「独立」がありました。

三重県から京都に移って、京都から東京に移ったり、会社員を辞めて独立したり、人生を変えるには、小さく変えるのではなく大きく変えることが大事です。

 

これから人生を大きく変えたい方は、これまでの自分を丸ごと捨ててほしいと思います。

 

3つ目、失敗体験は二度と思い出すなです。

 

僕たちは、1日100回自分を定義する言葉を口にしたり、心の中で発していると言われています。

 

俺は人見知りだとか、俺は大雑把な性格だ。このような発言をしています。

 

この自己対話はどこから出てくるのか。

 

それは、自己イメージから出てきます。

自己イメージから出る自己対話が、自己イメージと自分の信念をさらに強いものにします。

 

例えば、上司に怒られた時のことを思い出して、あの時は最悪だったなと自己対話をした途端に、必ずその時の怒られている自分というイメージと、惨めな自分という感覚の記憶がセットになって立ち現れます。

 

失敗体験を何度も思い出す方がいますが、その癖は絶対にやめるべきです。

 

1回しか失敗していないのに、その出来事についてのマイナスの自己対話を繰り返すと、脳の中では何度もその出来事を体験したのと同じことになって、自分はダメな人間だという信念が頑固になるからです。

 

昔、勉強できなかったことを思い出して、「俺は勉強できない」と思うことがあると思います。

 

絶対に、失敗体験っていうのは二度と思い出してはいけないということです。

一度起きたことが、二度三度四度起こるとは限らないからです。

 

続いて4つ目が、ポジティブな自己対話こそ重要だという話をしたいと思います。

 

これまでの自分は、他者からの刷り込みや言葉でできているということです。

 

例えば、重要な交渉の前に上司から

「君は自分の意見をはっきり言えない性格だから気をつけろ」

と言われると、過去の「意見を言えなかった気の弱い自分」がセットで甦って、余計に自分の意見が言えなくなってしまいます。

 

一方で、

「君は意外と言う時は言えるよね」

と言われていたら、重要な場面で果敢に発言できるということです。

言う時には言うという過去の自分が再現されて、その自己イメージに沿った行動ができるからです。

 

他人の言葉は、僕たちに大きな影響を与えています。良い言葉のシャワーを浴びることが大事です。

 

周りから変なことを言われたり、ネガティブなことを言われると、自分がそうであるかのように自己対話をしてしまうということです。

周りの環境や、普段接している言葉に気をつけてほしいと思います。

 

もし、このようなネガティブな言葉を言われた場合、大事なのはポジティブな自己対話をすることです。

自分はできる、俺はできる、そのようなポジティブな言葉を自分に投げかけることです。

 

失敗した時に、「しまった」とか「最悪」とか考えるのではなくて、失敗することによって人間は「成長するんだ」「学習するんだ」と、ポジティブに考えることが大事です。

 

マイナスな出来事が起きた時に、ポジティブな自己対話をすることで、自分自身がポジティブになって、どんどん前向きに行動できるようになります。

 

5つ目がゴール設定の話をしたいと思います。

 

自分中心というのを捨ててほしいと思います。

僕がYouTube図書館をやっているテーマは、自己成長と社会貢献です。

 

自分中心というのは、「自分が成長したい」だけではダメだということです。自己成長と社会貢献、誰かのために何かしたい、この思いが大事です。

 

目標設定の基本が2つあります。

 

1つ目が、自分の本音にフタをしないことです。

欲に正直になることです。

あなたが何をしたいのか、何が欲しいのかしっかりと考えてほしいと思います。

 

2つ目のポイントが、自分中心であることを捨てることです。

よくありがちなのが、将来は金持ちになってモテモテになりたい。

これはダメなんですよ。

 

ただし、欲に正直なのは良いことです。

 

自分の欲に正直なのは、目標を叶えるうえでめちゃめちゃ大事です。

ただしダメなのが、それでは自分中心すぎるということです。

自分がモテモテになりたい、これは、世間の人にとってはどうでもいいことじゃないですか。

 

夢とか目標を叶えるためには、応援されなきゃいけないです。

応援されることによって、人とか物とかお金が集まって目標を叶えることができます。

 

なので、一度自分の目標、自分の本音を明確にしたうえで、「誰かのために」という思いを持ってほしいと思います。

 

例えば、あなたが食品メーカーでのキャリアを生かしたゴールを設定したいなら、

食品添加物を一切使わない」

「和食ベースのインスタント食品を開発販売する会社を立ち上げて、ジャパニーズ・フードの素晴らしさを新しいスタイルで世界に発信したい」

「そして、貧しい国々には自社のインスタント食品を無償で提供したい」

 

このようなゴールだったら良いと思います。

「自分の目標」そして「社会に貢献したい」と2つ入っているからです。

 

自分の本音にフタをしないこと、自分中心であることを捨ててほしいと思います。

 

それではまとめ行きたいと思います。

 

1つ目が、部屋を見れば頭の中が分かります

僕たちは、自分にとって重要なものだけ意識を向けて、自分にとって重要な情報だけを頭の中に取り組んでいます。あなたの部屋が、あなたの頭の中そのものです。自分が何をしたいかわからない方は、部屋の中を見れば答えは出ています。

 

2つ目、これまでの自分を丸ごと捨てるです。

後悔ない人生を歩みたいなら、これまでの自分を捨てる覚悟が必要です。人生を変えたいのであれば、小さく変えるだけではダメです。大きく変えないといけないと思います。人脈を変える、働く場所を変える、環境を変える。できるだけ大きな変化をやってほしいと思います。

 

3つ目、失敗体験は二度と思い出すな

僕たちは、1日のうち100個ぐらい自分を定義する言葉を口にしています。失敗体験だけは絶対に思い出してはいけないです。実際には1回しか起こっていないのに、失敗体験を思い出すことによって、自己対話を繰り返して自分はダメな人間だと考えるようになります。失敗した経験は、一生忘れる方がいいと思います。

 

4つ目がポジティブな自己対話こそ重要です。

僕たちは、他者からの言葉によって形成されています。マイナスな言葉を言われると自分はダメな人間だと考えてしまいがちです。ポジティブな自己対話をしてほしいと思います。「おまえはできない人だ」と言われたとしても、俺はできると、全然大丈夫だと。失敗したとしても、人間は失敗から学習して成長するんだ、みんな最初はできないんだ、このようにポジティブに考えることが大事だと思います。

 

5つ目がゴール設定のポイントは2つです。

自分の本音にフタをしないことです。欲に正直になること、そして自分中心であることを捨てることです。自分が YouTube図書館をやっている理由は、自己成長と社会貢献です。そして、読書や勉強の大切さを伝えたいと思っています。自分中心の目標だけではなくて、誰かのために役に立ちたい、このように考えてほしいと思います。

 

人間は、自分のためだけに生きていては幸せになれないです。

自分以外の人のために行動してこそ、人は幸せになれると思います。

 

悩みや不安、怒りがある方は、今すぐ試しに身近な誰かを喜ばせる小さな行動をしてほしいと思います。

 

同僚が仕事のトラブルを抱えているなら、一緒に問題を解決してあげることです。

電車の座席を譲ったりとか、家族にプレゼントを買って帰るのもいいと思います。

 

あなたの行動で誰かが喜ぶのを見る時、あなたの頭のモヤモヤは消えると思います。

 

誰かのために行動すること、それが頭のゴミを捨てて、幸せな人生を生きるために欠かせないことだと思います。

 

他人のために行動する喜びをすでに知っている方は、次はより多くの人々のために行動してほしいと思います。

 

これからどんな人生を歩むのか、自分のゴールを決めるのは自分自身です。どんどん前向きに行動してほしいと思います。

 

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